日記

不定期

あぁ幸せさ

 

この感情は紛うことなく確信的なものだ

 

ただ本当に幸せというものは僕を不安にさせる

 

このまま幸せが身体に馴染んで

このまま幸せになるように生きていたら

きっと僕は僕ではなくなって

きっと何者にもなれず浄化される

そんな気がするんだ

 

そんなことはない と君が言ったとしても

君は幸せの使者か と問いたくなる

どうして君も周りのバカと何ら変わらない幸せに満ちた顔をしてるんだい?

どうしてそうやって僕を幸せにしようと引きずり込もうとするのか

僕は不幸せを願うし 君も僕と一緒に不幸せであってほしい

幸せなんてほんの僅かで些細なことでいいじゃないか

幸せであろうとすること 幸せになろうとすること

そんなことは愚かなんだよ

幸せというのは不幸せの中で起こる見つける

そういった日々の経過の最中にある非日常なんだよ

 

僕はずっと心の底から不幸せであることを願ってる

幸せそうに笑う奴らを見て 無性に悲しくなるんだ

色んな事を忘れて見えなくなっていつか終わる幸せに身を任せて馬鹿みたいで

あぁなれたら と思うこともある

ただそうじゃない 

幸せは必ず終わる 必ず

幸せが終わるということは 同時に幸せが終わったという不幸せも感じるということ

だったら僕はずっと不幸せで幸せな人間を羨ましく妬ましく憎いと思う

日陰の人間でいたいと思う

寧ろ そうではないと

僕は僕ではなくなる

僕をそう僕たらしめるものは

そういったマイナス思考の塊だからだと思う

 

だから君は僕を幸せにしようとしないでいてくれ 僕を変えないでくれ

不幸せな僕の側に居て欲しい

それが君の幸せであってほしいんだ

幸せになろうとなんかしないでくれ

そんな君が側に居てくれる事を意識した瞬間だけが僕にとって

非日常であり それを幸せと呼びたいんだ

そんな幸せを見つけたいんだ

 

矛盾ばかりだね 

 

結局は幸せでもありたいのかもしれない

でもあんなバカみたいに幸せそうにしたくないんだ

でもこの話は冒頭の一行が全てを物語ってしまっているのだと思う

最近の僕はきっとバカみたいなツラをして

周りからバカに見えてるんだろう

幸せとは  普遍的な嫌がってもついてくるものなんだね