第一話
ウトウトしながら寝転んでアニメを見ていたら犬が吠えるから誰か家の前にいるんだろうなと思いメガネを探して玄関に向かおうとするも メガネをつけていない僕の視力はとても低くてメガネを見つけることができず ぼやけた視界のまま玄関に向かいました
扉を開けると 白い帽子を被ったいい匂いのするおばさんが居ました
宗教の勧誘でした
おばさんは「寝起きですか?ごめんなさい」と微笑んで居ましたが 普段人と会話することのない僕は目を合わせることができなかったことと他人に優しくされたことに緊張して貰った薄いパンフレットの表面をずっと見つめながら話を聞いてました
田中愛子ちゃんも中原岬ちゃんも居ませんでした
ドキドキしたんだけどなぁ ついに来たか と思ったのになぁ
中学生の頃に校門で聖書を配っている人がいたのでもらって少し読んだあと校舎の三階からその人目掛けてその聖書を投げたこと そのあとその人が聖書を拾って持ち帰ったことを思い出しました
最近夏らしさを感じることが多くて部屋から見える空や景色に高揚することがあります
今年の夏は海街にいってみたいなと思ってます
海の似合う女の子もいたらそんな子に出会えたらいいなとかも思いつつ
今日も妄想を展開していくのでした ちゃんちゃん
終わり