日記

不定期

口の中が牛丼の味がした

そう言えば朝ご飯を食べて

昼寝をしたら夜だったんだ

なんもない一日にも名前をつけよう

いつか思い出せるように

 


思い出せない日々のほうが

多くなった頃

僕は変わってしまった

 


久しぶりに目覚ましをかけた

時間の概念が戻ってくる

本当は気づかないふりをしてた

貴方にも日没にも

 


ただそれだけのことなのに

たったそれだけのことだったのに

もう戻れはしないんだ

あぁ今日は何を食べよう

 


思い返して

死にたくなるようなことを

唐突に叫んでみて

少しだけ許せた気になる

 


蝉が仰向けになる頃

僕の隣には誰もいなくて

天井にシミなんてないから

惰性を川へ流したりして

 


気付けばここまで何も残っちゃいない

誰の頭の中で生き続けることすらない

まぁそんなもんだよな なんて

割り切れるわけもなく

最後に見たのは目蓋の裏だった