疼く
何かいいものに触れてから外に出ると何か起きる気がする
変に期待しながら鼻歌を歌って シャワーを浴びて夜コンビニに向かう
それは凄く久しぶりのことだから
漫画の主人公になった気になって あぁ…今自分はとても絵になっているんだろうな 誰かかっこ良くカメラに納めてくれないだろうか そんな自惚れたことを思う
けれどあくまで頭のなかで描いている自分ならばの話できっとカメラに納められた自分の立ち振舞はとても見れたものじゃないんだろうなと思う
途中で雨が降ってきて 滅多に外に出るわけじゃないし濡れて帰るのも別に悪く無いかなと思いつつ
空を見上げてとても広いなって僕の中二病は悪化した
夜は人も少ないし 自分の世界を展開させながら頭のなかで妄想をして気持ちよくなって音楽も聴いているから周りの音も聞こえないし 最高な気分になって
お家に帰る
パピコ一人で食べた
そんな悲しいこと言わないで本当に可哀想だから
終わり